カジュアルスタイルのゴルフシューズメーカー10社比較!

 

ゴルフというと「歴史あるスポーツ」「伝統のあるスポーツ」「紳士のスポーツ」というイメージがあると思いますが、最近は肩肘を張らずに仲間内だけでワイワイとプレイする、カジュアルなゴルフの楽しみ方も広がってきました。

「ゴルフはこうでなければいけない」という枠組みや常識は、どんどん取り払われています。ゴルフシューズにおいても、カジュアルな波は押し寄せています。

勿論ゴルフの伝統を守るクラシックスタイルのゴルフシューズも人気がありますし、ストイックにスコアを追求するためのスポーティータイプのゴルフシューズも人気があります。

しかし、店頭やスコアよりも見た目のファッション性や普段と同じ感覚で履けるカジュアルなゴルフシューズというものも、最近のトレンドになっています。今お手元にあるゴルフシューズがスポーティースタイルのものやクラシックスタイルのものばかりなのであれば、気心の知れた仲間内でゴルフに行ってワイワイと楽しむ時のために1足はカジュアルなゴルフシューズを持っておくことをお勧めします。

そこで今回は、カジュアルスタイルのゴルフシューズを販売しているメーカー10社の代表的なモデルを紹介しつつ、それぞれのモデルの特徴を比較していきたいと思います。

中にはゴルフウェアのブランドとして有名なメーカーが発表しているシューズもありますので、トップスからボトムス、そしてシューズまで、全身をお気に入りのブランドで統一してコーディネートすることもできるかもしれません。

■パトリック

日本でも有名なフランスのスニーカーブランド、パトリックは、ゴルフシューズも販売しています。

そもそもパトリックとは、たった1人の靴職人が100年以上前に作り上げた、歴史あるブランドです。デザインはもちろんのこと、スニーカーとして非常に質が高い商品を提供していたことがパトリックというシューズブランドをここまで大きくしてきました。

パトリックのスニーカーへのこだわりは、その生産ラインにも影響を与えています。というのも、パトリックはフランスのブランドなのですが、日本国内で流通しているパトリックの商品は、すべて日本国内で生産されているのです。スニーカー造りは工場だけで完結するものではなく、人間の手が加わる部分がまだまだ多く残されています。

そんな中で、日本人が履く靴を日本人の靴職人の手で仕上げることによって、よりそれぞれの国になじみやすいスニーカーが生まれるという考えがあるのです。

デザインの面ではカジュアルなスニーカーに知性を与えるパトリックの代名詞ともいえる2本のラインも有名ですよね。

・パミール・カップレザー

パトリックを代表するゴルフシューズです。ホワイトがベースで、赤と紺のラインが映えます。ステアレザーの表面をウレタンコーティングしているので、高い耐久性を保っています。パトリックの代名詞と言える2本のラインは、トリコロールカラーで表現しています。

履き口の部分は通気性を重視し、ポロシャツなどで使用される鹿の子素材が採用されています。また、タンには通常のパトリックのスニーカーでは付けられることがないゴルフシューズ用のタグが付けられています。

インソールはカップインソールになっており、土踏まずの部分もしっかりとホールドし高いフィット感を実現しています。アウトソールにはグリップ力重視の合成ゴムを使用しています。その靴底は非常に特徴的な形をしており、スイングの際に靴底にかかる圧力を計算して作られています。スパイクレスながら、フルスイングしてもブレにくい、高いグリップ力を実現しています。

・イミル・カップレザー

上記パミール・カップレーサーのスペシャル仕様です。

モデルとなっているパミール・カップレザーは、シンプルな雰囲気ですが、こちらはクロコダイル調のメダリオンが施されているため、ラグジュアリーな印象があります。ステアレザーも、エナメル加工が施されているため美しく仕上がっています。シンプルなパトリックでは物足りないという方は、限定販売の商品なので、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。

・フィジャックゴルフシューズ17AW

こちらはパトリックとビームスゴルフがコラボレーションして作ったシューズです。モノトーンで落ち着いた雰囲気ながら、若々しさも感じられるデザインです。

アッパー素材は牛革をウレタンコーティングしたものが使用されているため、汚れが付きにくく磨耗に強くなってます。モノトーンカラーの理由は「BEAMS GOLF」の2017年秋冬シーズンのテーマがモノトーンだからです。

靴ひもはホワイトとブラックの2種類が付属しているため、好みで付け替えることができます。ホワイトの靴ひもを付けると、よりカジュアルに、ブラックの靴ひもを付けると、よりシックな印象になります。もちろんパトリックの特徴である2本のラインはしっかりとブラックで表現されています。

■パーリーゲイツ

パーリーゲイツといえば日本初のゴルフウェアブランドとして有名です。ブランドのコンセプトは「もっと気軽にもっと楽しくゴルフをしよう」です。

そもそもこのブランドが立ち上がったきっかけは、大阪の大手アパレルメーカーであるサンエーインターナショナルのスタッフがゴルフに行くことになった際、ゴルフウェアを探していて、どうしても自分たちが着たいと思えるゴルフウェアがなかったということです。

「なければ自分で作ってしまおう」という発想でパーリーゲイツは発足しました。このエピソードからもわかるように、パーリーゲイツの発表しているアイテムは全て「ゴルフはこうではなければならない」と言った既成概念がまるでなく、自由に、かつおしゃれにゴルフが楽しめるデザインになっています。若くておしゃれなゴルファーが一度は憧れるゴルフウェアブランドなのではないでしょうか。

そんなパーリーゲイツですが、実はゴルフシューズも販売しています。「ゴルフウェアブランドが作っているゴルフシューズは、デザイン性ばかり重視されて機能性がイマイチなのではないか」と思われがちですが、パーリーゲイツの発表しているゴルフシューズは、いずれも機能性が高く、しっかりとしたスパイク付きです。

・バイカラーローカットシューズ

パーリーゲイツが定期的に発表しているローカットシューズの2017年秋冬バージョンです。ホワイトとブラックのシンプルなデザインながら、随所にパーリーゲイツならではのこだわりが散りばめられています。両サイドの太いブラックの1本ラインがとても強いアクセントになっています。

前足部には5つ、後足部には2つのスパイクが取り付けられています。そのため、地面を掴むグリップ力は抜群です。履き口部分には適度なクッション性があり、足首周辺の動作性を効果的にサポートしてくれます。ヒール部分はカップのような形状になっているため、かかとのホールド感が高くなっています。さらに、土踏まずの部分が高くなるように設定しているので、足がぶれず、疲れが軽減されます。

このように、ゴルフウェアブランドながらその機能性には一切妥協がありません。タンの部分にははっきりと白地に黒文字でパーリーゲイツの文字が、さらにかかとの部分にはパーリーゲイツのナンバーである89という数字が記載されています。パーリーゲイツの他の商品とも相性が良いですね。

・バイカラーハイカットシューズ

パーリーゲイツの販売しているゴルフシューズの中でも定番となっている、人気のハイカットゴルフシューズです。こちらは2017年秋冬バージョンのモノトーンカラーです。

シンプルでクールなデザインが人気を集めています。マジックテープとファスナーを使って固定するというシステムになっており、「ゴルフシューズは着脱が面倒だ」と考えている方にとっては、脱いだり履いたりするのが簡単にできるので、おすすめです。

靴紐を緩めに結んでおけば、着脱がとてもスムーズになります。もちろん履き口部分は高いクッション性を持っているので、きつめにマジックテープを締めたとしても、動作性は快適です。インソールは土踏まず部分が高めに設定してあるため、フィット感が高く、長時間履いても疲れにくいです。

アウトソールのスパイク鋲は交換可能な本格的なもの。かかとにはパーリーゲイツの象徴である89というナンバーが刻まれています。今年もおしゃれなゴルファーから人気を集めるでしょう。

・サンダル型スパイク

ゴルフシューズ業界全体に衝撃を与えたパーリーゲイツのサンダル型スパイクです。

見た目は完全にサンダルであり、ゴルフをしてる人なら「こんなサンダルでゴルフのコースを回れるはずがない」と思うことでしょう。しかし、靴底を見るとしっかりとゴルフ用のスパイクが埋め込まれており、サンダルとは思えないグリップ力を実現しています。

ソフトな履き心地と高いクッション性を持っているので、このサンダルを履いて長時間歩き回っても疲れにくく、マジックテープでフィット感の調整ができるので、案外一般的なゴルフシューズよりも高いフィット性を実現しているという声もあります。

サンダルなので通気性は抜群。つま先が出ていないので怪我をする心配もありません。靴底の鋲を外せば、通常のサンダルとしてタウンユースやレジャーでも活躍してくれます。夏場のラウンドで一度このサンダル型スパイクを履いてしまうと、その便利さと快適さのために、手放せなくなるかもしれません。

■マーク&ロナ

「ラグジュアリーゴルフ」をコンセプトにして2007年に生まれたブランドです。多くのファッション雑誌やゴルフ媒体で、これまでになかった斬新なデザインが取り上げられ話題になっています。ゴルフというトラディショナルなスポーツをテーマとしながら、先進的なコンセプトを次々と投入し、次世代のスポーツウェアを提案しています。

一見ゴルフウェアではないセレブが着用するようなキッチュなデザインですが、採用されている素材は自社開発した機能性が高い素材で、スポーツウェアとしての性能も抜群です。

ちなみにこのブランド名の由来は、実在するハリウッドセレブのカップルなのだそうです。マークさんは貿易会社の社長で自分の持ち飛行機で世界中を旅しているジェットセッター。ロナはハリウッドの大物女優からも指名があるメイクアップアーティストです。自由でおしゃれなライフスタイルをしているこのカップルがマークアンドロナのテーマになっています。

・アンコール・ジップ・ハイカットスニーカー

ゴロッとしたデザインのハイカットスニーカータイプのゴルフシューズです。

ホワイトとブラックの2色があり、両足ともに左側に大きくはっきりしたメタルジッパーが付いているのが特徴的です。

ジッパーが付いている方のサイドには、マークアンドロナのロゴマークがさりげなく印字されています。艶のあるアッパー素材が上質で、ラグジュアリー感に溢れています。サイドについたジッパーはデザイン性だけではなく、機能面でも役に立ちます。

靴紐をしっかり締めた状態であっても、ジッパーを下ろすだけで簡単に着脱することが可能です。またソール素材として採用されているのは多くのファンを持つビブラム社製のソールです。靴底には無数のラグ(突起)が敷き詰められており、しっかりと地面をつかむので、歩く時もスイングの時も下半身を安定させてくれます。

ホワイトもブラックも使われているカラーはそれぞれ一色のみでシンプルです。にも関わらず、かかと部分に取り付けられたマークアンドロナのトレードマークであるスカルとメタリックZIPによって、非常に個性的なハイカットゴルフシューズになっています。

・スプートニクスニーカー

ゴルフスニーカーの枠を超えたマークアンドロナのファッショナブルなゴルフシューズです。その複雑なカラーリングと冒険的な色使いで、見る人の目を引きます。

ベースはホワイトですが、その上にオリジナルカモジャカードラメ生地が乗り、つま先部分とタンはゴールド。さらに、ソールにはマーブル柄が練りこまれているという。他に類を見ないデザインになっています。かかとにはマークアンドロナのロゴマークであるスカルがプリントされています。

誰にも似ていないオリジナルのゴルフシューズを履いてプレイしたいという方にお勧めです。スパイクレスシューズなので、タウンユースとしても使用できます。

この個性的なカラーリングはコーディネートが難しいですが、このシューズを使いこなすことができれば、かなりオシャレなゴルファーだと言えるでしょう。

■ダンスウィズドラゴン

ダンスウィズドラゴンは、そのブランド名が示している通り「龍と一緒に踊りながらゴルフをプレイしているような感覚になる」ゴルフウェアづくりを目指しているブランドです。

もともとは京都の企業ですが、東京や海外にも進出しています。パンキッシュなデザインとハイクオリティな造り、さらに、数量限定生産ということが売りになっており、ダンスウィズドラゴンのデザインが好きでたまらないという。たくさんのゴルファーを虜にしています。

ダンスウィズドラゴンのアイテムはハード&メタルが基調で、ロックなデザインのものが多いです。ロゴマークはドラゴンであり、やや若く派手なイメージがあります。そんなダンスウィズドラゴンは、ゴルフシューズも販売しています。シューズもやはりダンスウィズドラゴンらしさが、全開の作り、デザインになっています。

・ダイヤルゴルフシューズ

同じようなデザインは存在しないであろうダンスウィズドラゴンのダイヤルゴルフシューズです。黒と白のモノトーンな配色ですが、その特徴的なデザインのために地味な印象は一切なく、攻めた印象を与えます。

ボアクロージャーシステムを採用しているので、ダイヤルを回すことによって締めたり緩めたりすることができます。白がベースで、上に黒の皮が乗っています。黒の革の上には銀の鋲が打ち付けられており、アウトサイドにはメダリオンによってドクロのマークが装飾されています。

そしてかかとには、ダンスウィズドラゴンのトレードマークである龍がシルバーで刻印されています。アウトソールはビブラム社製のラバーを使用。高いグリップ力はもちろん、耐久性にも優れているので摩耗に強く、温度変化にも強く、さらに滑りにくいという特徴があります。

スパイクは有名な「CHAMP STINGER Ⅲ」を採用しているので、どのようなコンデションのラウンドであっても、ゴルファーの足元をしっかりとサポートしてくれます。

機能性の部分も素晴らしいですが、やはりこのゴルフシューズを購入する理由は、どう考えても「デザインに惚れたから」というものになるでしょう。

・スタッズゴルフシューズ

その名前の通り、アウトサイドに無数の小さな鋲が打ち付けられている独特のデザインです。かかと部分から履き口の部分までは迷彩柄の特殊な生地が使用されています。

かかとにはダンスウィズドラゴンのトレードマークである龍が刻印されています。カラーリングによっては迷彩柄の部分がヒョウ柄になるものもあります。ダンスウィズドラゴンらしさが全開のパンクなデザインです。ダンスウィズドラゴンのその他のゴルフウェアとも相性が良いでしょう。逆に、ダンスウィズドラゴン以外の一般的なゴルフウェアとはなかなかコーディネートするのが難しいかもしれません。

■フットジョイ

アメリカのPGAツアーでプロの使用率NO1のゴルフシューズメーカーがフットジョイです。

誕生してから160年以上の歴史を誇っており、旗艦モデルである「FJ ICON」などのクラシックスタイルのゴルフシューズから、「DNAシリーズ」などに代表されるようなスポーティースタイルのゴルフシューズなど、幅広いデザインのゴルフシューズを提案しています。

フットジョイのボアクロージャーシステムの特徴は、ダイヤルがかかとにあるという部分です。プレイの邪魔になりにくく、かかとのダイヤルはフットジョイのトレードマークのようにもなっています。あまりカジュアルなゴルフシューズを発表しているというイメージがないかもしれませんが、実はフットジョイもタウンユース可能なカジュアルゴルフシューズのラインナップがあります。

・VERSALUXE #57252

高級な防水牛革を使用した、プレミアムスパイクレスゴルフシューズです。こちらのモデルはエイジング加工が施されているため、ゴルフシューズにしては珍しく、独特の色落ち感が味わいを出しています。

かかとの安定感を高めるスエードヒールポケットがついていたり、クッション性とフィット性を高めるコルク張りのインソールが使用されていたりと、機能面も充実しています。スパイクレスシューズになっていますが、そのソールの形状も新しいデザインで、地面をしっかりと掴んでくれます。

カジュアルなゴルフシューズの中でもスタンダードから少し外れたデザインで、なおかつ高い機能性も備えているというゴルフシューズを探している方にお勧めです。その他にも、ホワイトやブルー、ネイビーなどの種類があります。

・Contour Casual

フットジョイとしては珍しいスニーカータイプの「Contour Casual」です。スパイクレスシューズになっていますが、特徴的なのはそのアウトソールの形状です。靴底が合計14個のブロックに分かれており、真ん中を通る中心に1本太い溝が引かれています。この溝を中心にソールが左右に分かれており、イン側に5つのブロック、アウト側に9つのブロックが置かれています。

ブロックとブロックの間には溝が引かれており、凹凸のある地面の上を歩いたとしても、その溝が上手に地面の凹凸を緩和し、足への負担を軽くしてくれます。フットジョイというブランドの中でも、最もカジュアルなデザインなので、タウンユースにもマッチします。フットジョイの代名詞的存在であるボアクロージャーシステムは搭載されていませんが、カジュアルなスタイルを楽しむという意味では、デザイン的にその方が良いのかもしれません。

■ナイキ

スウッシュのロゴマークがあまりにも有名なナイキです。勝利の女神であるニケの彫像の翼をモチーフにデザインしたとされています。

ミッドソールの中にエアバックを仕込み衝撃を吸収するシステム「AIR」を搭載した。「エアマックス」は日本で社会現象にもなりました。2001年頃からエアバックの中には窒素ガスが使用されています。ナイキは、NIKEブランドの中に「NIKE GOLF」というゴルフ専門のブランドも持っています。

そこからは様々なゴルフシューズが発売されていますが、いずれもスポーティースタイルのゴルフシューズばかりです。スポーツシューズのメーカーとして、それは当然のことかもしれません。そんな中にあって、唯一カジュアルなテイストを持ったゴルフシューズがナイキから販売されています。

・ナイキエアズーム90IT

実はこの「NIKE AIR ZOOM 90IT」は、世界的に有名なナイキのモデルであるエアマックス95をゴルフシューズとしてリメイクした1作です。

ローリー・マキロイというプロゴルファーが気に入って使用しています。エアマックス90が発売された当時から30年弱の時間が経っていますので、見た目は同じでも技術が飛躍的に進化しています。防水メンブレンが足をサラリとした状態のまま快適に保ってくれます。

またインソールのフィット性が高く、シューズなのにまるでソックスを履いてるかのような履き心地を提供してくれます。また複合的なトラクションパターンによってスパイクシューズにも引けを取らないほどの高いグリップ力と接地感を発揮します。

前足部にはヘアマックスの最大の特徴であるナイキズームエアユニットが搭載されており、薄型ながらも高反発のクッションニングを確保しています。レトロでカジュアルな見た目に一目ぼれする方も多いこのモデルですが、最新の技術が使われているためそのパフォーマンスは抜群です。

■スケッチャーズ

スケッチャーズは、アメリカのロサンゼルスに本社があるスニーカーブランドです。日本国内ではアディダスやニューバランスなどといったスポーツ系のシューズメーカーと比較するとマイナーな位置にいますが、本国のアメリカではアディダスやリーボックを越えるほどのシェアを持っているスニーカーの一大ブランドです。

日本でスケッチャーズが有名になったのは、「スポギャル」と呼ばれる厚底のスニーカーを履く女性のファッションが流行したためです。そのため、日本の国内では「若い世代向けのスニーカーブランド」というイメージが根強く残っています。

しかし、実際本社所在地であるアメリカでは、フットウェアのシェアで2位になった経験があるほど、非常に大きな売り上げを誇っています。ちなみにその時の1位がナイキです。スケッチャーズのスニーカーの特徴はそのシルエットです。日本でもそのボリューム感のあるデザインが受けて厚底スニーカーとしてブームになりました。

また、スポーツ分野にも進出しており、2012年のロンドンオリンピックではマラソン競技で4位に入賞した選手はスケッチャーズのスニーカーを履いていました。そして、ゴルフシューズの分野にもスケッチャーズは進出しています。

・GO GOLF Pro

そのようにカジュアルシューズの分野で全米2位のシェアを誇っている人気ブランドであるスケッチャーズが、PGAツアープロのマット・クーチャーと共同開発した本格ゴルフシューズを発表しました。それがこの「GO GOLF Pro」です。

カジュアルとクラシックの中間をいくようなデザインで、見た目はすっきりとしています。足を入れた瞬間に見た目よりも軽く足運びがしやすいということに気づくでしょう。また、アッパー素材として使用されているレザーは柔軟性が高く、購入して初めて履いた時でも硬さを感じません。

特に中足部の柔軟性が高く、歩いている時に余計な負担がかかりません。また、フルスイングをする時も、地面をしっかりと掴んでくれるので、ぶれることがありません。柔らかいシューズは安定感に欠けるという欠点がありますが、この「GO GOLF Pro」はヒール部分が特にフィット感に優れており、例え傾斜地でスイングしたとしても、足が固定されたまましっかりと地面を掴んでいる感覚を得ることができます。

このように世界のトップで活躍するプロの要望に応えて完成したこのモデルは、デザイン的にはカジュアルに使うこともできますが、その実、機能性は世界トップクラスのゴルファーが使っても問題ないほどです。

■デュカデルコスマ

デュカデルコスマは、2人の熱心なゴルファーであり、ファッションデザイナーであるイタリア人によって2003年に誕生したブランドです。2003年という時代は、ゴルフ業界の中で機能性も求められていて、かつファッショナブルなデザインも求められているという時代でした。

そんな中で2人はイタリアという国に受け継がれてきた伝統的な優雅さと、長い時間をかけて培われてきた技術を融合させて、これまでにないゴルフファッションを生み出したのです。そのファッションセンスは世界の名門コースからも認められ、ゴルフの国際的なブランドとして成長し、そのコレクションは世界中でファンを獲得しています。

・KUDA

サイドに書かれたアルファベットのCの文字が特徴的なゴルフシューズです。白と緑と赤とオレンジという。インパクトの強いカラーリングでありながら、どこかすっきりとした印象を与えてくれます。

「エアプレイ・スカイ・フレックス」というシステムを採用しており、屈曲性の高いアウトソールによってスムーズな形で蹴り出しをアシストしてくれます。

そのため自然で快適なウォーキングをすることができます。かかとの部分には衝撃を吸収するポリウレタンが使用されており、内部には通気性を兼ね備えた防水シートが内蔵されているので雨水を通さず、湿気はしっかり外部に放出させてくれます。

そして何よりも大きな特徴が、TPUソールと呼ばれるアウトソールです。通常のラバーソールに比べて耐久性に優れており、さらに柔軟性にも優れています。靴底には290個以上もの突起があり、高いグリップ力を実現。スイング時の安定性を高めてくれています。

・neromare

ブラック一色のカラーリングがクールな印象を与える牛革素材のゴルフシューズです。靴ひもは使用されておらず、マジックテープによって足にフィットさせる方式を採用しています。通常のシューレースによってフィットさせるタイプよりも着脱がしやすく、便利です。

防水仕様になっているので雨の日でも安心です。また、「エアプレイ3」という軽量ラバーソールを採用しており、ヒール部分が若干高くなっているので、スイングの際に理想的なスタンスを実現しました。地味に便利なシステムとして、かかとの部分にストリートキャップが取り付けられているので、すり減ってしまった際には、付け替えることができます。

■トップセブン

「大人による大人のためのスニーカー」というブランドコンセプトでゴルフシューズを生み出しているメーカーが、トップセブンです。もともと30代以上のお客さんが「スポーツブランドのスニーカーを履くと子供っぽく見えてしまう」という悩みを持っているということを知ったのがきっかけとなり、このブランドは生まれました。

このトップセブンは、もともと大阪府箕面市に本社がある企業です。しかし、トップセブンはそのブランド名が指し示している通り、世界の7大都市である、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海、東京という7つの都市からインスパイアされて作られた商品であることが、トップセブンというブランドのテーマになっています。

実際、デザイナーがそれらの街を訪れて肌で感じたものや見てきた景色などをそのデザインの中に取り入れています。現在のゴルフシューズ製作は、まずCGでモデリングしその後商品の企画を練っていくという手法が常識的になっていますが、トップセブンの場合、デザイナーは最初、手書きのスケッチをもとに修正・改良していきます。また、生産数量を調整し、他の人と同じ靴になってしまわないように、という部分まで気を使っています。

このトップセブンは、スニーカーのメーカーであるため、全ての商品はカジュアルなデザインになっています。そして、ブランドコンセプトとして「トップセブンのお客様はゴルフをしていると仮定し、商品を発表していきます」と公式サイトに書かれているように、トップセブンが発表する全てのシューズは、ゴルフシューズとしても使える作りになっています。

・TS-9905

2017年8月発売の新作です。トップセブンの代表作であるTS1501をスポーティな見栄えに仕立て直したものです。そのシルエットはとてもスマートで、細身のパンツとよく合います。クッション性が向上しており、足への負担も軽くなっています。

サイドには3本のストライプが入っており、それぞれフランス、イタリア、アメリカの国旗を表現しています。レトロな雰囲気を漂わせながらも、遊び心とモダンな雰囲気を併せ持っている、おしゃれな一作です。

・TS-0792

ローカットとハイカットの中間「ちょいミッドモデル」のカジュアルゴルフシューズです。マットな質感が特徴的なナッパレザーを使用しており、ホワイトが基調になっていますが、落ち着きのある大人のスニーカーとしてのたたずまいがあります。

履き口の部分は3色のラインが施されており、ダークトーンになっているので、こちらも大人の落ち着きが演出されています。

3種類のカラーリングが用意されており、ブラックがベースになっているものもあります。「ローカットでは落ち着かないがハイカットほど締め付けるのも嫌だ」ということにちょうど良いのではないでしょうか。

・TS-2103

2016年に大人気だったアイテムです。一度見たら記憶に残る特徴的なデザインです。

柔らかくしなやかなレザー素材が使用されていますが、かかととつま先以外の全ての部分にスクエアパンチングが施されており、涼しげな印象を与えてくれます。両方のサイドにはジッパーが取り付けられているので着脱もしやすいです。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。カジュアルなスタイルのゴルフシューズを、メーカー別に10社紹介しました。それぞれのメーカーごとに様々な特徴があるということに気づいていただけたのではないでしょうか。

ゴルフというスポーツは、サッカーや野球などと違い、ユニフォームはありません。個人のセンスが重要になってきます。大事な取引先との接待ゴルフの場合は、クラシカルなゴルフシューズを選んだ方が良いかもしれません。

しかし、気心の知れた仲間同士でゴルフを楽しむ場合は、今回紹介させていただいたようなカジュアルタイプのゴルフシューズがマッチする可能性が高いでしょう。

カジュアルなゴルフシューズにはスパイクレスシューズが多く、ゴルファーの方からすると機能的にどうなのか疑問の声も上がりそうですが、今回紹介させて頂いたいくつかのシューズは、スパイクレスながらしっかりと地面をつかむという特徴持っていたり、防水機能を兼ね備えたりと、非常に優秀な性能を持っているものもあります。中には、アメリカでツアープロとして戦う選手がアドバイザーを務め、完成したゴルフシューズもあるほどです。

ゴルフシューズは、デザイン面ではスポーティータイプと、クラシックタイプと、カジュアルタイプの3種類に分けることができますが、機能面で比較すると、実はそこまで違いはない状態になっているのかもしれません。そのように考えると、結局はゴルフウェアと合わせた時に、コーディネートの一部としてしっくりとくるカラーやテイストなのかどうかという、見た目の部分が重要になります。

ゴルフを楽しむ時のファッションがカジュアル寄りなのであれば、今回ご紹介したカジュアルテイストなゴルフシューズを積極的に使用してみてはいかがでしょうか。

160年以上の歴史を誇り、米国PGAツアー・ゴルフシューズ使用率No.1のFootJoy
オシャレでかっこいいゴルフシューズをお探しなら、これできまり
FootJoy(フットジョイ)正規品通販専門店
サブコンテンツ